自撮りなんてしたくないと思っていた
自撮りなんてしたくないと思っていた。
なぜならナルシストに見えるから。
自撮りなんてしたくないと思っていた。
なぜなら大学生みたいなノリで、うぇーい(笑)ってパリピぶっていたと思われたくないから。
でも、その考えが吹っ飛んだ。
この間、1人でタイ旅行に行ったのだ。
この話はおいおいするとして、記念写真はいっぱい撮った。
夢中になって撮ったのだ。
そのときは満足していた。
だが帰国して思い出に浸っていたが、なにか足りない。
何が足りないのだろう。ってモヤモヤしていた。ずっと。
話は少しずれるが、この間友達と職員旅行に一緒に行った。国内で1泊2日の温泉旅行だ。
自撮りするタイプの子で、私はそれに混じっていっぱい撮られた。私は景色ばっかり撮っていた。
ふり返ってみて、楽しい思い出に浸っていた。
でも印象に残ってる写真はその友達の写真ばかり。
なぜだろう。
このタイ旅行と国内の旅行の差は、自撮りがあるかどうかだ。
感じたのは、その場にいる感覚。
自撮りをしていると、「そこに行ったんだ」という感覚がわかる。
タイ旅行で、怪しいおじさんが「シャシントルネ!」とか言ってくれて撮った写真もあった。
だが、突然の大雨で髪の毛がぐしゃぐしゃだった。
確かに景色単体を撮るのもいいけれど、自撮りをすることで その場に行きましたよという証明になる。
なおかつ、自分でカメラを構えてるからお直しもできてしまう。より美しい、可愛い顔に写れるというわけだ。
そんなわけで、思い出作りに自撮りは必要だと思った。
現代っ子って思われるかな?でも今という思い出つくりたいじゃないのよ。